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銀座にあるポーラミュージアムアネックスで開催中の展示、
青木美歌「あなたに続く森」The Forest That Leads To You
を見に行ってきた。

申し訳ないがこの作者を存じ上げていなかったが、ウェブとかで最近よく見かけたので気になっていた。

記事にするのが遅くなってしまった。。
もう会期は終了しています。
 

ガラスはそれだけで美しい

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ぼくはガラスという素材が大好きだ。加工の仕方で大きく表情を変えるし、透明なのでそれを透かして向こう側に見える世界が異次元にも見えたりする。吹いたガラスのこんもりとした柔らかい表情や、カットしたシャープなエッジなどガラスの魅力は加工方法によっていろいろと引き出される。
 

無色のガラスがとてもいい

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今回の展示された作品に色の付いたガラスはない。
だから展示空間はモノトーンで落ち着いている。
照明を浴びたガラスのキラキラと輝きを放っている。
 

大きいものから小さいものまで

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大きいものと小さいものでは作り方が全く異なる。
素材の挙動も違うはずだ。
これを作り上げるまでの苦労は想像に難くない。
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大きくても小さくてもそれぞれに繊細さがあるからちょっとこちらがやらかしたらすぐに壊れてしまいそうな緊張感がある。
そういった空気に支配されている展示空間だ。
 

いくつか気になる作品がある

ぼくはなんでも無自覚にほめることはしないので、すごく気になった部分についても記しておく。この作品群は非常に繊細なものたちだ。だから自立できずに骨組みたいなものがセットになっている作品がいくつかある。これ、気になる。
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他の物体によって支えられて初めて展示できるものならば、その支えている物体自体も作品の一部である。残念ながらこの支持体はひと昔前にクリーニング屋で付いてきたような針金ハンガーみたいな素材でできている。

あくまでもこれは作品ではなくてとりあえず支えているものなんですよ、というスタンスなのかもしれないが、それならばもっと気を使ったデザインと素材にしたほうがよかったのではないだろうか。
 

また、テグスで吊るす展示ってありふれててあまり好きになれない。
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わー浮いてるー!というようには見ることできないんです。
糸で吊るしてるんですね!って見えちゃう意地悪人間なんです。
 

タダでココまでのクオリティはオトク感

ポーラミュージアムアネックスは銀座にあるのに入場は無料だ。
それでいていつも展示のクオリティは当然ながら一定のレベルを超えている。

フラッと来てサラッと見られる展示だから、これを目的に来なくても何か他の買い物ついでに寄ればいいという気軽さ。

アート的なものはかしこまって見るより力を抜いて気軽に見たほうがいい。
アートに触れるということが日常であればあるほど、その作品に対して自然な感情や考えを抱くことができるようになるのだ。
 

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