睡眠
乱暴な言い方だが、うつ病は寝ればだいたい治る。
ただし!ぼくの場合2年間寝続けた。

寝続けたといっても2年間起きなかったわけではなく、毎日寝てばかりの生活を送っていたということだ。 そしたら治っちゃったんだからやってみる価値はあるだろう。
 

この方法に行き着いた経緯

ぼくは20代の後半、仕事のストレスから鬱病を発症、退職し約2年間の自宅療養するハメになった。
その間もちろん通院し、かなりの量の薬を処方されていた。
いろんな薬を飲んでも効果を感じられることもなく、このまま治らないんじゃないかとさらに絶望的な気持ちになった・・。
 

そこからどうやって回復へと向かっていったのかを簡単に紹介しようと思う。
いま現在苦しんでいる人が少しでもラクになれればと思う。
これはあるカウンセラーから紹介された方法である。
 

それがただ「寝る」ということだった。
 

やり方はとても簡単

とにかくひたすら寝る!
何も考えずに寝ること。
何か嫌なことを思い浮かべそうになったら「今はとりあえず考えずに寝よう」と意識する。
単刀直入に言ってしまえば、一日の大半はゴロゴロ寝て過ごす、ということだ。
どうだ、簡単だろう。
 

眠らなくてもよい。
横になっているだけでもよい。


朝起きたら、寝る。
バカみたいだがこういう生活を繰り返すんだ。
とにかく自分を超甘やかし状態に持っていくのだ。

ダラダラしてていいのよ。
なんにも考えなくていいのよ。
 

逆に言うと活動を停止して寝続けなければならない。
余計なことを考えたり、他のことをしながら横になっていると効果が薄まる。
 

回復への原理

あくまでも、医学的な根拠があるわけではないからそれを踏まえて聞いてくれ。
うつ病というのは脳と体が疲れた状態。
それを徹底的に休ませてあげると回復する、というわけだ。
 

そのカウンセラーが言うには、
「自分が自分を責めてしまっている。自分くらいは自分を許してあげよう。とにかく何もしなくていい。何も考えなくていい。ひたすら頭と身体を休めてあげよう」
 

ぼくはこの話を聞いてとても楽になった。
それまでの医者とかカウンセラーは、自分の思考パターンや原因を掘り下げてどのように自分を変えていくか、というようなことばかり言っていたのでね。
 

これを繰り返すとどうなる?

ぼくは2年間この生活を続けた。
こんなことやって意味あんのかな〜。なんて思う毎日。
全然よくなった感じしないし。
ただ、とてもラクな生活だったことは間違いない。
 

この生活を始め2年ほど経ったある日、ふといつもと違う気持ちが心の片隅に生じているのを感じた。

あれ?なんかいつもと気分が違うぞ?
いや、気のせいかもしれん。。

そしていつもの寝てばかりいる生活に戻す。

また気分の変化が現れる。
なんか気分がちょっと上向いてない?
 

また寝て過ごす。
気分の変化が現れる。
あれ?なんかおれイロイロやれそうじゃね?
 

そんな日が続き、ついには「おれ、なんか元気になったわ。就職でもすっかな」 という状況に。

まあ病み上がりでいきなりガチの就職はビビっちゃうので、とりあえず自分のスキルを活かせるアルバイトを探し半年ほど働いてみた。

イケる、イケるぞ!
そして普通の就職へ。
完全に社会復帰を果たす。

ただ、前職のように自分が病気になったきっかけを含むような業種はスッパリと見切りをつけることにした。 ストレスの元は断ち切るに限る。
 

ここだけは注意

ひたすら寝る、ということなので、はたから見ると怠けているようにしか見えない。
うつ病というのはただでさえ怠けてるとか甘えだとか言われがちな状態なうえに、さらに怠け感をプラスすることになる。
同居している家族へ、理解をあらかじめ求めておく必要がある。

ぼくの場合、両親は理解してくれていたのだが、兄が全くそれを解さなかった。
兄が仕事から帰ってくるとぼくがゴロゴロしているのでそれが気に障るらしく、いきなり蹴っ飛ばされたりボコボコにされたりした。
これが痛いのなんの。
とりあえず家族には話をつけておこう。
 

先が見えないならとりあえず試してみよう

回復の兆しが見えなくて一生このままなんじゃないかと絶望している人がいたら、ダメ元で試してみてほしい。
金もかからないし、難しいことは何もない。
やって回復したらもうけもの。
 

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